いつもとは違う自分を演出「卒業袴」

卒業袴 「袴」は儀式の礼服であり、キャリアウーマンの象徴です。奈良時代の裳(も)につながり、とても歴史がある「袴」。明治時代になって、一般の人で最初に着たのが女学校の先生。それまでは宮中でのお召し物でした。次第に女学生も着るようになり、大正時代には女学校の制服になったのです。明治時代、女学校に通う人は少なかったので活動的な女性のシンボルだったとも言われています。女性が教育を受けられなかったなんて今ではとても考えられないけれど、着るもので自分らしさを出すことは今も同じですよね。「袴」にはそんな思いが込められています。
この伝統的な装いは、日本女性の奥ゆかしさや、美しさを最大限に引き出してくれます。卒業という節目にこの古き良き文化に触れると共に、いつもとは違う身の引き締まった自分を演出してみるのもいいかも。
袴の着こなしのポイント・立ち振る舞い
「着崩れしちゃった!」「草履で足が痛くて…」こんな経験したくないですよね。知っておくとキレイに差がつく5つのポイントをご紹介。
 
袴は足袋から足首の素足が覗く位の少し短めに気付けるのが基本でしたが、最近では袴の丈を長めにして足首を見せずに足を長く見せる方法もあります。可愛く仕上げるには短めに、かっこよく見せるには長めに、と個性をだして下さい。ブーツの場合は思いっきり短くして、堂々とブーツを見せましょう。  
 
袴の両脇から手を体の前側に入れ、袴の前側が階段に付かないように袴を浮かせながら階段を上がります。  
 
袴の両脇から手を体の後側に入れ、袴の後側が階段に付かないようにお尻のあたりで袴を浮かせながら階段を下りるときれいです。
※注意! 袴を浮かせずに上がると、袴の前側を自分で踏んでしまいその力で袴が下がり着崩れしてしまいます。
 
 
袴の両側から手を体の後ろ側に入れ袴の後ろに余裕を持たせたまま座ります。
※注意! スカートを履いている時の要領で座ると自分の体重で袴が引っ張られ、帯の後ろの膨らみががつぶれて、袴が下がり、着崩れしてしまいます。
 
 
草履は普段履き慣れていないためサイズは合っていても鼻緒の部分が足に当たり痛くなることが多々ありますので、新品の場合は事前に鼻緒を少し伸ばしておくとよいでしょう。
お母さんに台所で履いてもらうなど…。それでも心配な方は鼻緒が当たる部分にバンドエイドを張ってみてください。バッグの中に何枚か準備しておくとお友達も助かるかも。
 
   

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